作者

Sumiko Ikemi

日付

2015/08/14

カテゴリー

ブランド立上げ

タグ

ブランド戦略

誰にも真似できな唯一無二のブランドにするために必要なコンセプト。それこそが数多くのライバルに勝つための最強の武器である。その作り方とは?




そのブランドに潜む、マグマのように湧き上がる強烈なエネルギーは何か?
魂ともいうべき、決して誰にも奪われることのない、唯一無二のマインドは何か?
あなたは今、ブランドを立ち上げようとしている。
そのブランドには強烈なメッセージ性が必要だ。


その年に何が流行っても、ドレンドがどんな動きをしようとも、決して変わることのない 削ぎ落とされたマインド。
そんなブランドコアをしっかり作り上げる必要がある。
何となーく〇〇みたいなブランドにしたい…。
そのレベルのブランドコンセプトしか作れないなら、ライバルに勝つのは相当難しいだろう。




ブランドコアの重要性
以前のブログで、『エルメス』について触れた。

デュック(四輪馬車)とタイガー(従者)が用いられたロゴには主人が描かれていない。
「顧客がそれを御して初めてブランドが完成する」というメッセージが込められている。
エルメスのルーツは、1937年、パリに開いた馬具工房。
その後、馬具製作の技術を基に革製のバッグなどを製品化した。
職人技の維持を第一目標にして小規模な企業と資本提携するという、創業時のマインドを継承している。


なぜそのブランドが魅力的なのか。
その背景には他に真似できないマインドとそれを貫く意思が存在する。




『ステューシー』というブランドがある。

ボードシェイパーのショーン・ステューシー(Shawn Stussy)が、
彼の仲間のためにデザインした数枚のTシャツから始まったアパレルブランドである。
1980年、南カリフォルニアのラグナ・ビーチを拠点にしたサーフ・カルチャーから始まった。
当初はレゲエミュージシャンやスケーター、ヒップホップミュージシャンやDJが好んだ
サーフブランドであったが、時が経つと共に有名なストリートブランドへと成長した。(Wikipedia より)

いい波に乗ることだけを考えて日々ボードを削るショーンが、同じマインドを持つ仲間の共感を得て、根強いファンを生んだ。


このマインドにはトレンドは介在しない。
どんなテイストが流行ろうが、ショーンが波乗りにフォーカスしたマインドは変わることがない。




これがブランドコアだ。


逆に、強いメッセージ性をもったブランドコアをベースに築き上げたブランドが、そのコンセプトとは違うテイストの表現をしたとたん、顧客はそのブランドから離れる。

なぜなら、ブランドの持つ最も重要なマインドを、顧客に伝えることができていないからだ。


顧客は、ブランドが自分に送るメッセージをしっかり見極めているのだ。



ブランドとは「想い」の強さ

何度も「強烈な」という言葉を繰り返し使ってまで、なせブランドコアをしっかり固めることについて語るのか?


それは、よほど強い意思で守り続けない限り、ブランドコンセプトは、日々の業務の中で自然にぼやけてしまうものだからだ。

ブランドに対する「想い」の強さが、どんなトレンドにも振り回されないブランドコンセプトを作り出す。


こうしてできたブランドコンセプトをベースに、前回の記事で述べたターゲットに、さまざまな表現方法での強いメッセージをしっかり受けとめてもらえる方法で伝えていこう。