作者

Sumiko Ikemi

日付

2021-11-15

カテゴリー

ブランディング

タグ

ブランディング

ブランディングで失敗しないために、絶対に抑えておきたいポイントが2つあります。その内容とは…?



新しい一歩を踏み出すための「ブランディング」。
実際の業務に役立つものとして完成させなければなりません。
そのために絶対に抑えておきたいポイントを2点ご紹介します。



“変えて良いこと”と”変えてはいけないこと”を見極める




どんなに時代が変化しようとも”変えてはいけないこと”は絶対に変えてはいけない。
逆に、市場が動向や人の価値観が変化に対応するために”変えなければならないこと”もある。

・ブランドの”変えてはいけないこと“を見極めること。
・“変えなければならないこと“をどう変えればいいかを考えること。

それがブランディングのスタートです。

この”変えてはいけないこと”と”変えなければならないこと”は、ブランドによって異なります。
それを見極めるのに必要なのが第三者の目です。
自分のことは”ごく当たり前のこと”と感じられるので、自身の「強み」を認識するのは誰もが難しいと感じています。
第三者の目を通じて、自社のアーカイブの中からしか見つけることができない”変えてはいけないこと”と、ブランド特性にあった価値観を抽出し、”変えなければならないこと”を精査していくことが重要です。



他人に任せてはいけない




「ブランディング」の多くは、外部に委託され、進められます。 全てではありませんが、その場合の多くはこんなプロセスで行われます。   

・コンサルタントが社内情報をヒアリング   
・マーケットに関するジェネラルな情報を収集   
・クライアントの企業特性にあった情報を整理   
・企業の強みを分析   
・ブランドコンセプト構築   
・ブランドブックを制作

ここでチェックしたいのは、外部の人によってすべての情報が分析され、まとめられてはいないだろうか?…ということです。
ヒアリング後ブランドブック完成に至るまでの間、多くの場合そこにクライアント企業の判断が介在する余地がありません。
そして、外部からは捉えきれない”企業文化”と、”完成したブランドコンセプト”とに乖離が生まれた結果、 ”使えない”「ブランドコンセプト」が出来上がってしまう…というわけです。

このような事態を避けるために、コンサルティングの依頼先の選び方も大きなポイントです。
失敗しない依頼先を選ぶには、

  ・現場に寄り添ったコンセプトづくりをする姿勢があるか?
  ・途中経過を定期的に報告し内容を調整する姿勢があるか?

この2点を基準にすると良いでしょう。


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