概要

・契約先企業  外資ファッションブランド 従業員70名 東京都(本国オランダ)
・カテゴリ   ゴルフウエア (メンズ・レディース)
・依頼内容   デザイン業務・ MD支援 (新カテゴリ立ち上げ)
・担当者数   1名
・期間     2010~2012



支援前の課題

ファッションアパレルが新カテゴリーとしてゴルフラインの展開を決定。
本国で展開していたグローバルラインは日本市場では受け入れらるデザインではなかったため、オリジナルアイテムの開発が不可欠だった。
当時社内にスポーツアパレルのスキルがなく、スポーツカテゴリとしてのものづくりのノウハウが必要だった。



契約までの経緯

人材紹介会社からのオファーで、ブランド日本法人のヴァイスプレジデントと面談。
ブランドが抱えている課題と、マテリカが持つスキルと実績がマッチし、契約へ。




主な支援の内容

素材開発・ビーカー管理・デザイン画作成・仕様書作成・パターン指示・商社との商談・1stサンプル/各色サンプルチェック・展示会ディスプレイ補助・量産先上げサンプルチェック・情報収集のための本国への出張 他



支援のプロセス

01. 契約後はじめにやったこと

著名なファッションブランドだったため、このブランドが持つポジションと特色は把握していたものの、外から見ている情報では網羅できない内部情報を整理。ロゴレギュレーションやハウスルールを確認した。

このカテゴリの専任スタッフはMDと生産管理の2名のみだったため、チーフデザイナーとしてデザインに関わる全ての業務を担当した。

この時期、ブランド全体のターゲット顧客層の年齢が上がっており、ブランドイメージと購買層のギャップが出始めていた。
その状況を踏まえ、ターゲット年齢を大幅に下げるというデザインの大胆な方向転換を行い、特徴的なテイストに変更を提案した。

社内の整合が取れた後、すぐに具体的なデザイン制作へと業務を進めた。




02. 次に取り組んだこと

アメリカ発祥のブランドだったため、毎年本国のディレクションとグローバルラインの商品を買い付ける業務があった。
本国からの買い付けを全て任されているMDに同行し、連携してセレクトを行った。
その後すぐさま本国のディレクションの流れを汲み取り、日本のマーケットにフィットしたデザイン出しに着手した。

ブランドイメージを崩さず、程よい機能素材とゴルフに必要なディテールを落とし込むことで、"プレップゴルフ"の構築を目指した。




03. 方向が定まってからは

サンプル作成に向けては、内部にパタンナーが不在だったため、サンプル職出しは商社に依頼。
デザイン説明と素材選定・パターン指示を行った。

上がってきたサンプルを採寸し、企画の意図に沿っているか、品質は問題ないかなど1点ずつチェックし、各色サンプルに向けて修正指示を行った。

展示会向け各色サンプルをチェックの後、カタログ撮影へ。
モデル選定や撮影にも立ち合い、現場でのディレクションも行った。
デザインスタンスとのバランスを見て、トータルの方向性を合わせるために細部までチェック。

新店オープンのVMDサポートも行った。




04. 結果として現れたもの

カジュアルブランドの定番である、原色をストレートに使ったカラフルなカノコ素材のポロシャツを、ゴルフラインに向けて吸汗速乾機能をプラスした素材を開発し、ブランドが持つ定番もイメージと、スポーツで必要な機能性を掛け合わせたヒット商品が生まれた。

担当MDが「今の旬」を重視し、ブランドの軸足とは違う商品を作ろうとしていたところ、ギリギリの議論を交わし、方向性を修正した結果、旬でありながらブランドコアと繋がったデザインが完成。お客様に好評を得た。

自主運営ショップの店頭前売りデータを共有し、次シーズンのアイテム提案にもつなげていった。

ブランドらしさを維持しながら、スポーツに必要な機能性とその時に鮮度のあるディテールをバランスよく組み合わせたデザインが成功に繋がった。
関わった期間は毎シーズン予算を達成。
ゴルフ専門ECサイトでも、プライオリティ高く扱われるなど、確実にマーケットポジションを確立していった。





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