

2015/03/23
[アパレル・企画] 服がもつ『魔法』
クリエイティブディレクターの池見です。
服は『魔法』を持っています!
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知人のご招待を受け、「雅楽」のコンサートに行ってきました。
「雅楽」。
1,200年とも言われる永きに渡って伝え続けられている音楽です。
独特の音を奏でるさまざまな楽器や、色鮮やかな衣装。
神話や自然にまつわる物語が題材になった楽曲。
日頃接することができない空気に触れたひと時でした。
何より魅力的だったのは、
引き込まれそうな独特の空気感。
絞り込まれた世界観に圧倒されました。
こんな芸術的な世界に包まれながらも、
真っ先に目が行くのは、もちろん「衣装」。
着物に近い構造の衣装、「装束」は、色がとっても鮮やか。
これらの「装束」が奏者のみなさんの気持ちを盛り上げているに違いない!って思いました。
後で楽屋でお話を聞いたところ、案の定。
-「装束」をきちんと着込むことで気持ちにスイッチが入る。
– いい加減な衣装では「烏帽子」はかぶれない。
などの言葉が…。
きっと「烏帽子」には魂が宿っているんですね。
それなしではちゃんと演奏する気持ちになれないのでしょう。
伝統を継承する方々の志の高さを感じました。
服は着る人のココロを動かす『魔法』を持っている。
服は、その日の気分を変えることができる。
そんな『魔法』がここにも存在しました。
『魔法』を『刺さる』メッセージにのせて発信する。
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お客様のココロが動いて、行動を起こす。
お客様のココロに『魔法』をかける。
そんなテーマに沿った戦術をたくさん書き出してみましょう!
今すぐにできる方法がいくつも出てくるはずですから。


