

2014/10/20
[アパレル・企画] ココロを動かす仕事
クリエイティブディレクターの池見です。
まだまだ書きます。『個性』の話。
***
「印象に残らない料理を出すより、印象に残る料理を出したい。」
…といっていたのは、料理人の高澤義明さん。
外国人の客に馬刺を出す。
手を付けない人もいる。
でも、きっと国に帰ったら「こんな物出された!」と人に話すだろう。
それは、つまり印象に残ったということ。
個性のないものは印象に残らない。
印象に残る、つまりココロが動いたってこと。
『ココロを動かす』仕事をしたい!
そんなメッセージを感じました。
これ、またまた夕べのテレビでみたお話です。
…って、またテレビか?!
でも考えてみて下さい。
テレビの中で見つけたポイントから、何回かお話してきましたが、
地上波で放送される内容の中で、
これだけ『個性』にスボットがあたっているんです。
地上波は大金を投じてまで、
たいして注目されない内容を取り上げたりは絶対しません。
そこはとってもシビアなフィルタにかかっているはず。
要するに、世の中で『個性』が注目されているって証拠。
『個性』が表現されているモノやコトが、
今求められていることなんだよ!って、
メディアが言っているんです。
そんな中、このような内容でアパレルの話が出てきた記憶が
あまりないように思いませんか?
私の記憶にあるのは、
「ISSEY」のデザイナーになった高橋悠介さんくらいでしょうか。
本来なら、アパレルの世界は『個性』の固まりなはず。
強いメッセージ性のある『個性』あるブランドが、ショップが、
『ココロを動かす』モノたちが、
街にたくさん並んでいて欲しい!
アパレルの世界では、
『ココロを動かす』仕事が絶対にできるはず!
モノづくりに関わる皆さん。
がんばりましょう!!


