

2015/05/04
[アパレル・マーケティング] ブランド リノベーション
クリエイティブディレクターの池見です。
「リノベーション」って知ってますか?
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最近良く耳にする「リノベーション」というフレーズがあります。
建築のことはあまり詳しくないのですが、
私の印象で言うと、
使われていない古民家のような古~い建物を
良いところだけ活かしておしゃれに改造する
っていうイメージ。
早速意味を調べると…
-ブリタニカ国際大百科事典:
再開発。既存のシステムの一部を利用したり、
それを創造的に破壊することによって新しいシステムを構築すること。
-大辞林:
① 刷新。改革。 ② 修理。改造。修復。
③ 既存建物を大規模に改装し用途変更や機能の高度化を図り建築物に新しい価値を加えること。
-家とインテリアの用語がわかる辞典:
建築物の修理、改造。…既存の建物を大規模改修して新しい価値を加える。
まんざら外してませんね。
ポイントは、
「良いところを活かして新しい価値を加える」こと
「創造的に破壊する」こと。
これは、
マテリカがポリシーにしている考え方と全く同じ。
すべてを破壊して新しいものを作るのではなく、
良い部分を活かして新しいアイディアをプラスする。
アパレル業界にありがちなのは、
今まで売上を作ってきた環境のすべてを否定し、すべてをぶっ壊して、
その企業になじまない、異質すぎるモノを据え付ける。
このようは乱暴なことをする人たちを何件も見てきました。
異質すぎるモノは永遠にその地になじむことはありません。
逆に、
そこにあるルーツやカルチャーをリスペクトした上で、
古くなった部分や悪い部分を取り除き、
新しいもの、少しだけ異質なものを移植して
すでにある場所になじませて進化させていく。
つまり、
時代性にあった『差別化』状態にするわけです。
このやり方をマテリカは
『ブランド リノベーション』
と読んでいます。
実はこのネーミング、最近つけたものです。
なぜなら、マテリカにとって、この考え方は
あまりにも自然な存在だったから。
以前からブログに書いている
「個性は大事!」「個性を活かせ!」という内容は
まさにこれに該当します。
しかしながら、
さまざまな企業の担当者と話をし、
マーケットのいろんな状況をみると、
意外にも当たり前なことではなかった、ということがわかってきました。
というわけで、
これからはマテリカの考え方を
『ブランドリノベーション』という名の下に
アピールしていきたいと思います。
『ブランドリノベーション』に
少しでも興味をお持ちの方。
是非こちらのフォームから、
今悩んでいることや、相談したいことなどをご連絡ください。
もしかしたら
マテリカの『ブランドリノベーション』によって
劇的な変化を得られるかもしれませんよ。


