

2014/11/08
[アパレル・マーケティング] 46万人中50人だけが持つスキル
クリエイティブディレクターの池見です。
他の追随を許さない『アイデンティティ』の見つけ方。
自分の中に、自社の中に眠る宝物を磨いてみてはいかがでしょうか。
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先日、髪を切りました。
今お世話になっているのは、
全国に46万人いる美容師のうち、たった50人が知っているスキルを持った美容師さん。
今まで30年以上、さまざまな美容師さんに髪を切ってもらい、
パーマをかけてもらってきましたが、
私が持っていた今までの勝手な常識を根底から覆すアプローチ。
豊富な経験と確かな知識を背景にした、
最高のスキルを伴った施術には、いいつくせない安心感があります。
この方、著名人やセレブを多数顧客に抱える方で、
私ごときが滅多にお世話になることのできない、
超すごいスーパー美容師さんなんです。
だって、46万人中50人…ですから。
おまけに海外に支店をもち、
オリジナルのシャンプーや、美容器具の開発もされているとか…。
でも、この方ですら、
一日にしてこのようなスーパーな状態をを築かれたのではないはず!
なぜ46万人中50人になることができたのか、聞いてみました。
その答えは、いたってシンプル。
「興味を持ったから。」
パーマをかけている時、
いま髪がどんな状態になっているか、
どの状態で髪が一番痛むか、
そのときにどんな材を使ってはいけないか…などなど。
知ろうとすれば知識か増える。
知識が増えれば、他のとは差別化されたサービスが生み出せる。
こんな簡単な言葉で語れるものではないと思うのですが、
この方の『アイデンティティ』はこうして培われてきたのだと思いました。
『アイデンティティ』は一日にしてならず。
ピンポイントでターゲットをさだめ、
それに向かって集中して時を重ねて行けば、
明確でとんがった『アイデンティティ』がいつしか必ずはっきりと姿を現すのです。
ターゲットを絞れば絞り込むほど、
姿を現すスピードは間違いなく加速します。
…思えば弊社の『アイデンティティ』も、
はっきり見えるようになるまでに、
ずいぶん時間がかかったなぁ…なんて思う今日この頃です。


