

2014/10/20
[アパレル・マーケティング] 個性派カフェ
クリエイティブディレクターの池見です。
またまた『個性』が大事!というお話。
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日曜日の朝、起き抜けにテレビのスイッチを入れると、
「今『個性派カフェ』が大注目! まじっすか?!」…ってやってました。
例えば、「ボードゲームカフェ」。
喫茶店でボードゲームができるそうです。
そもそも喫茶店は、お客さんの売り上げが回転数にほぼ比例するのに、
ゲームなんかやらせちゃったら回転率悪くなるのにな…と、心配になります。
それに、「ボードゲーム」を楽しみたい人のためのお店であって、
「ボードゲーム」に興味のない人はターゲットではない…という
何ともぎゅーっと絞り込んだ戦略。
一見とても勇気ある行動のように見えますよね。
しかもこのご時世に、「ボードゲーム」…って。
そのお店の方曰く、
「ボードゲームの定義は、電源を使わないアナログなゲーム」とのこと。
テレビゲームすらもう古くて、オンラインゲームで世界中が大騒ぎしている時代に、
敢えて「アナログ」。
しかし! これぞ『個性』の表現そのもの!!
好きな人にはたまらない『個性』あふれるお店。
他にないから人は来る。
人が集まるから、そこに「コト」が生まれる。
そしてコミュニティが作られ、広がっていく。
100人の内、3人に来てもらうことをイメージした戦略なら、
強い『個性』の表現ができる!
『個性』が生み出す「コト」と人のつながり。
さまざまな『個性』の集合体がマーケットを作る。
常々そう考えていた私は、大きな共感をもちました。


